ソリューション事例 01

資産ドックを活用した
不動産の現状把握と将来への対策

相続した複数の不動産の状況を把握したい
B様のお悩み

複数の収益用不動産を相続したけど、
まったく状況がわからない。
将来、家族への相続も心配。

B様は、複数の収益用不動産を相続しました。
しかし、各不動産の状況がまったくわからない状態なので
プロに一度診断してもらい、状況を把握しておきたいとお考えでした。
自宅を含めた各不動産について、現状に問題があれば解決策を、 相続対策や節税対策として、有効策があればアドバイスしてほしい。
また、将来自分に相続が起こった際に家族に迷惑がかからないようにしておきたいと、 当社へご相談いただきました。

B様の家族構成

B様(60歳)

奥様(55歳)

長女(25歳)

長男(24歳)

お悩みポイント 01

複数の収益用不動産を相続


それぞれの状況を把握しておきたい。

お悩みポイント 02

相続対策や節税対策の方法は?


今後していくべき
対策をアドバイスしてほしい。

お悩みポイント 03

将来、家族への相続の不安


将来、家族に相続する際に、
迷惑がかからないようにしておきたい。

三井不動産リアルティの
ソリューション

資産ドックを活用し、
現状把握と分析結果から
将来を見据えた対策方針をご提案

①資産ドックで各不動産の現状を把握

No A B C D E
ご所有不動産 一戸建て[ご自宅] 区分所有マンション アパート アパート 一棟マンション
流通性 A A B A A
収益性 - 4% 6.9% 6.5% 5.6%
相続税評価額の圧縮効果 8%減 77%減 40%減 31%減 49%減
ご提案 特に問題はありませんでしたが、築10年を超えてくるとエアコンや給湯器などの不具合が発生する可能性がありますので、定期的な点検をお勧めします。 収益性、流通性、相続税評価額の圧縮効果、相続時の分割対策等において有効ですので、継続保有することをご提案します。 将来的に賃料や稼働率に下落の兆候が見られた場合、都心部の不動産に組み換えることも視野に入れることをご提案します。定期的にマーケットを把握し、流通性が低下する前に対策を講じることをお勧めします。 現状問題はありませんが、築10年から15年目をめどに大規模修繕が必要となるため、今から備えておくことが大切です。 将来的に賃料や稼働率の低下や修繕費の増加が見られた場合、早期に組み換えを検討し、対策を講じることをご提案します。

B様のご所有不動産は、収益性、流動性、相続税の圧縮効果等の各分析の結果、現時点で早急に解決すべき問題はありませんでしたが、
「Ⓔ一棟マンション」の管理コストやメンテナンスコストが高額であったことから、管理会社の見直しをご提案しました。
併せて、敷地測量が不完全であったため、取り急ぎ当社にて費用を確認のうえ、測量実施をサポートさせていただきました。

また、将来のB様の相続を見据えた場合、ご家族への円滑な承継の観点から、
「Ⓒ,Ⓓアパート」や「Ⓔ一棟マンション」を分割しやすい資産へ組み換えたほうが良いケースもあります。
その際は、各不動産のご所有目的を改めて明確にされることをご提案しました。

今後、築年数の経過、修繕状況、賃貸状況、そしてマーケット変動に伴って資産価値は日々変化しますので、
「資産ドック」をご活用いただき、定期的に状況を把握することや、
所得税の節税や分割時のトラブル回避を目的とした「法人の設立」も併せてご提案しました。

ご所有の不動産の現状を把握し、それぞれの不動産を保有する目的が整理できたことから、B様にはご安心いただくことができました。
今後は、年に1回から2回は「資産ドック」を利用して、ご家族内で資産状況を共有していきたいとのことです。

②三井不動産リアルティからのご提案

③B様の選択

①定期的な資産ドック受診で状況を把握
②敷地測量が不完全だった物件の測量を実施

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